ドライブレコーダーHD-VC720PB ノイズ対策


基板下の対策上側のノイズ対策
銅箔を貼った
ノイズ対策は元から断たないとだめなのである。
本当は測定してノイズとして出ている周波数がわかると対策が容易なのだが、広帯域のスペアナがないので無手勝流でやるしかない。
車載のラジオでギリギリ聞こえるFM放送を受信し、HD-VC720PBのスイッチを入れる。
おー、見事にノイズが発生し、FM放送が聞こえなくなった。
これが聞こえるようにすることを目標にする。

銅箔張り付けでノイズ対策

その前に、開け方を見ておいておくれ。手遅れになったらマズいぞ。
これがドライブレコーダー
HD-VC720PB



銅箔テープ 5mもある



これが驚きのフェライトコア
効いたぞ


これは最終兵器の
ノイズフィルタ
HD-VC720PBのノイズ対策は銅箔張り付けを最初に行った。
ケースの内部は凹凸が多い。リブも立っている。
38mmの銅箔テープなので、当然長さが不足する。重ねる場所は銅箔が接触するように折り返して重ねる。片面は粘着テープなのでそのまま重ねたら通電しない。

銅箔と基板を絶縁する

左の光っているのがフィルム
左側の透明なもの
がフィルム
銅箔が基板と接触したら当然問題が起きる。銅箔とデバイスが接触しないようにすること。
このようなとき絶縁のために使うのはマイラフィルム(マイラシート)だが、残念ながら手元にない。とりあえずポリエステルのフィルムを挟んで代用した。ポリエステルフィルムは近くにあった袋をハサミで切った。これを銅箔と基板の間に挟む。位置を決めにくいときは、接着剤で仮止めしておくとよい。

とりあえず覚え書き 写真とデータを集めつつあるのだ


結論としては....
満足できるレベルになった。費用も総額は多分1000円以下。
使用する銅箔はおよそ20cmくらいなのだが、一巻き買ったから初期投資としては1047円かかってるけど
フェライトコアは336円。ノイズフィルタは680円だったが、まだ出番なし。

フィライトコア

フィライトコアを電源ラインにかませてみる。
大きめのコアを用意したので、HD-VC720PB付属のシガーライターから取る電源ラインが2回ループできる。
プラスとマイナスの線、つまり行きと帰りの電流を同じ方向でコアに通すのでノーマルモードノイズには効果がなさそう。パッケージにも「コモンモードノイズに効果があり...」と書いてある。
ループさせてカバーのはめ込みをぱちんと閉めたら、おー、サーっというノイズが消えて行く。えっ、なんで。
あてにしていなかっただけに嬉しい。
まさか。ノルマルモードだと思っていたのに。
効いているのでつけておく。.....写真はそのうち。




アルミフォイル

あまった電源ラインを丸めるが、なにせ4.5mもあるので束になる。
そこでアルミフォイルの登場だ。
電源ラインを丸めたものをアルミフォイルでくるむ。
これをラジオやアンテナ線に近づけてみるが、影響を感じられない。??

15 Jun, 2012 | mokimoc
« Prev item - Next Item »
---------------------------------------------

Comments



Leave comments

このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。